29 7月 2011

究極のボーカル録音環境








スタジオのボーカル録音環境を改善いたしました。
もはや、究極ともいえるセッテイングになりました!!
うちのスタジオの売りであるボーカル録音環境がさらなるグレードアップ。
(大阪での録音の際は、メジャーアーティストの録音に多数使われています。)


写真はノイマンの U67 ビンテージ真空管マイクをセッテイングした写真です。
なんかメカニカルな感じですが、かなりタイトに音のフォーカスがあったサウンドです。

今回、SE ELECTRONICSのReflexion Filter Proとマイクスタンドを追加導入いたしました。
その効果は、かなりボーカリストから好評です。
まず、モニターが凄くわかりやすく、表現しやすいとのこと。
確かに録音される音も変わりました。不要な雑味がなくなり、前にオケから一つ飛び抜けて来ます。
これは凄い!やっぱし、良い歌のテイクには歌いやすい環境が何より大事です。
この半円に丸くカーブした吸音状態の効果は、普通に作りだすのはこれでないと無理だと思います。
コピーモデルも今では色々出ていますが、効果はオリジナルが一番ですね。
ホント違います。
このマイクの設置場所付近のスタジオの壁面も普段とは異なり、反射板を反転させて吸音層にしています。
でマイクを支えるホルダーもENHANCE AUDIOのM600でがっちりホールド。
これで特にサウンドのボトムエンドがタイトに引き締まり、よりクリーンになります。
かなり、サウンドが変わるんです。マイクホルダーで。
ちなみに、このホルダーだけでも3万円近くいたします。

で、足下にはSIMSON DIE-HARD 製振動板。都内の大型のメジャースタジオには多数導入されいますが、関西では置いているのはうちぐらいだと思います。
まあ、何せ、この板、10万円以上するものですから。

これも聴いてわかるくらい激変します。カルトでなく、この上で歌うとほんとに声が良くなります。
科学的理由は、不要物理共振の低減と良質な楽器的共鳴。木質層、遮音層、吸音層から成る5層構造が人体と床そしてその先につながる環境との間の不要なフィードバックループを遮断、声や楽器の持つエネルギーを最大効率で音(空気振動)に変換する。マイク乗りの良さは特に顕著。モニターもかなりしやすくなります。既に廃盤ですの入手困難な逸品。
(ちなみに言っていただければ、弊社経由で数枚なら販売できます。弊社東京のスタジオは開発元のスタジオ。)

うーん、このモニターしやすい録音環境はボーカリストにとって究極ではないでしょうか。
かなり歌いやすいですよ。ヘッドフォンの音の聞こえ方がかなり違います。

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