21 6月 2011

AD/DA試聴会




先日、スタジオで最近の 2miXマスターの作成方法や AD/DAコンバーターの聴き比べなどの勉強会をいたしました。

エンジニアの片石さん、逸品館の船間さんという
大阪の耳の良いお二方を迎えうちのアシスタントの4人で試聴会。

先日、購入した KORG  MR-2000S も内部クロック、 OCXによる外部クロック、 OCXとルビジウムクロックやサンプルレートによる違い、各種電源ケーブルによる違いなど徹底的に聴き比べ。

キングオブ電源ケーブル アレグロ! 太いです。
ちなみにアレグロは凄くナチュラルです。見た目だとどかんと来そうなイメージですが。

いや 、KORGの内部クロックのドンシャリ具合は面白い!エフェクターですね。
この激変具合はある意味武器です。 R&BとかエレクトロならこれだけでOKになるかも。
でルビジウムクロックに変えると、凄くアナログ的なナチュラルな音。周波数の選択も含め同じ機材でもここまで変わるとこれだけで、いろいろ作り込めます。

真剣に聴き比べ中。

お借りしている LAVRYの AD/DAコンバーターも視聴。

ゴールドラインの音は流石のナチュラルさ。所有しているブルーラインの4496とはまた違う音質ですね。 LAVRY特有の自然な音質傾向は同じですが、より脚色が無い感じです。

じっくり、聴き比べって現場ではなかなか時間が無いから、こういった機会はもっと作っていきたいですね。

19 6月 2011

ハリウッド仕事デビュー




昨日はハリウッドのスタジオとの共同作業でした。

アバターで有名な SantiSoundStudioと回線を繋いでの共同作業。
内容的には日本に滞在しているカナダの声優さんの声をリアルタイムにハリウッドで録音できるようにする仕事。

こちらのブースの声を非圧縮 16Bit 44.1kで転送。そしてハリウッド側でそれを録音。
逆にハリウッド側のトークバック越しのディレクションがスタジオのコントロールルームやブースで聞こえるようにするというもの。

いや、実に近未来な制作風景でした。
ブース側の声優さんには窓の向こうは僕ではなく、ハリウッドの方と話している気分なんだろうね。
ディレクションの仕方やプレイバックの確認方法も日本とはなにか違う感じで不思議でした。
自分もいつもの大阪のスタジオではなく、ハリウッドのスタジオの中で作業している気分で、テンション上がってました。

使用マイクやマイクプリなどの指定もありその通りのセッテイング。
一度録音がはじまると、こちらとしては撮りフェーダーの調整くらいで楽でした。
パンチやロケートはあちら側の作業ですし。

事前のネットワーク関連のセッテイングは入念にしましたが、その甲斐あって、ノートラブルでお昼前に作業終了。開始時間は時差で朝7時からで、普段寝てる時間ですね。

15 6月 2011

KORG MR-2000S




 KORG MR-2000S 導入いたしました。 DSD録音出来るマスターレコーダーです。
今まで、 DSD録音できるレコーダーとして TASCAM DV-RA1000HDがありましたが、追加購入いたしました。



はっきり言って、もっと早くに購入しておけば良かったです。
音良いです。最初、追加で AD/DAコンバーターを選べないのと、価格もそんなに高くなく、楽器メーカーのレコーダーということで信用していませんでしたが、音を聴いて、人気なのがわかりますね。使えます。 TASCAMと違い倍の周波数の 5.6Mhzで録音でき、その音の臨場感に驚きました。
もう生の感じですね。 TASCAMで使ってた時とは印象が異なりました。
本体にデモ音源が入っているのは、楽器メーカーぽいなとは感じましたが。

クロックをうちのスタジオの標準のルビジウムに切り替えるとかなり、芯のある音に変わり、そのあと、電源ケーブルも交換してみました、こちらの方が本体より高そうですが、効果がかなりありました。
うん、これはかなりマスタリングで使えます。サイデラマスタリングさんがオススメするのもうなずけますね。
特に PCMの 44.1kなり48Kなりのデータをアップサンプリングして使うとなぜか情報量が増えて不思議。
でも音の変化が激変し、見えない部分も見えてくるので、最初からマスターはDSDで録音したいかも。 2.8Mhzと 5.6Mhzでも随分変わりますね。

昨日は色々実験して勉強していました。置き方でも音が変わるし、ケーブル類はこれかも要研究かも。今は卓のセンターセクションに設置して実験しています。

11 6月 2011

プリンセストヨトミ

観てきました。




実は400年前から大阪国が日本の地下に存在してたという、ぶっ飛んだ設定ですが、内容的には父親と息子の絆がテーマ。父の日前に、観るのがオススメ。

なんか、父に連絡とりたくなりますね。忙しく連絡してないし。

大阪シーン満載ですが、鉄板焼きのシーンで綾瀬はるかの手が鉄板の上に乗っけたままの会話シーンはツッコミどころ。

なんか、串が食べたくなるので、だるまへ帰りに寄りました。

10 6月 2011

ねぎや@アキラさん録音

先日はねぎや@アキラさんのアルバムのリズムベーシックの録音でした。
ドラム、ベース、ギター、仮歌の録音を1日で7曲分の収録です。
ドラム、アンプ類は各ブース、竿関係の演奏自体はコントロールルームを使用。


ギターは李知承さん
ベースは貴志 さん

ドラムは憂歌団 の島田和夫さん、流石のための効いたバックビートを刻んでいきます。
ライドが気持ちいいです。


演奏回数自体は少なく、順調に録音は進んで行きました。


終盤にはザルを利用したパーカションなどもダビングする面白い試みも

7曲の録音は無事終了し、次回はギターのダビングなどを行う予定。