16 3月 2016

Abbey Road Reverb Plate レポート

15日にリリースになった WAVESの新しいプラグイン「Abbey Road Reverb Plateを」インストールしてみました。


Plateのリバーブのプラグインは UAD社のものを本物の代わりに使う際はよく使用していました。
あとは Altiverbの自分で作成した Sony DRE2000のIRか本物の 140のIRかですね。あと SONOXのREVとかも長く愛用しております。
Abbey Road のバンドルを持っている私は69ドルでアップグレードの形で追加でした。
憧れのAbbey Road Studioの EMTのサウンドが聞こえるのかという点ですが、
実機を触ったことがないのでなんとも言えないですが、サウンドとしては
綺麗系、UADが割と主張してくるサウンドに対して、こちらはナチュラルに馴染んでいくイメージです。
低音のゴーンっといった感じも弱いです。整理されているのかもしれません。
パラメーターも多いのでかなり単体でも設定は追い込めます。
ダンピングの感じがUADとは全く異なりますね。
ホント、楽器や声には綺麗に馴染んで伸びていくイメージです。
EMTもスタジオ毎にサウンドが微妙に異なるでしょうからAbbey Roadは
こんな感じなのでしょうね、実際はミックス処理で変わったものしか作品としては聴いていませんので、想像です。でも良いリバーブです。生音には良いと思います。
ちなみにCPU 負荷はかなり高いです。最近の WAVESはどれも高めですね。
他にもこのアップデートで下記の Wave Pluginsのバグがいくつも改善しております。下記のようになります。既存のユーザーもアップデートはした方がよさそうです。


  •  新しいAbbey Road Reverb Plateプラグインの追加。 Renaissance Equalizer のグラフィック画面のダブルクリックによる操作のバグ改善。

  • Renaissance Channel のグラフィック画面のダブルクリックによる操作のバグ改善。
     
  • Scheps 73 MSモードでの操作のバグ改善。 (個人的に嬉しい)
     
  • eMo Generator サインモードでのゲイン調整時ののクリックが出るバグ改善。
     
  • SSL Compressor オートメーションで操作時の音の変化がスムーズになった。
     
  • H-Reverb MacでのCPU使用率の改善、右クリックでインプットメーターをコントロールする際のバグ改善。(これも嬉しい)
     
  • WindowsシステムでNVIDIA Quadroグラフィックカードを使用時のクラッシュの改善。