31 12月 2010

SPL Passeq

今日は、お任せマスタリングの仕事が急に入ってきました。
いつも使用しているアナログEQがメンテで帰ってきておらず。
レンタルも間に合わないので、プラグインを購入することにしました。

少し前に気になっていたこのプラグイン
 SPL のPasseq 実機のモデリング系ですね。


なかなか使い勝手のあるプラグインです。
使いこなすコツはいりますが、かゆい所に手が届くナイスサウンド。
 PULTEC みたいなパッシブタイプの EQ です。 
今まで愛用してきた、 bx digitalの代わりに今回使ってみましたが、好印象です。
最近、SPLは良いプラグインを出してきますね。

30 12月 2010

データ整理

年の瀬にネットワークやデータを整理。

一年間の仕事が思いだされますね。

ネットワーク関連は社内サーバーをスノレパサーバーで構築。コピースピードが早く、快適。MacにはMacですね。
社外スタッフがパソコンを触る事も多いのでセキュリティーからもこれくらいは必至かな。

社外にはデジデリバリで対応。





LAN関連はAppleの製品、4台で対応。来客用に一台はフリーLANで別のネットワークにして、メインのネットワークと切り離しました。

これも非公開設定だけで完成。パスワードなしでも大丈夫かな。


メインは5ghz専用にすると、速度はかなり上がりました。

29 12月 2010

あこがれの黒

最近、10年間、探していた コンプを購入いたしました。
 UREI 1176 BLACK タイプです。



これは 73年製の Rev. D タイプ!!
半年も生産されておらず、1000台のうちの一つ。
しかも、完動品の美品。

 UREI 1176 は生産時期によって音が全く異なります。
これとこの後の3ヶ月間のみ生産された Rev.E  タイプ(生産台数300台)が
いわゆる復刻版の現行モデルの元になっています。


インプットにトランスを積んでいて出力アンプもAクラス動作タイプなんですね。
ここが音の違いになります。  よく見る黒タイプ Rev.F とはここが違います。
  Rev.F より市場の評価も高いです。

これまで REV.H のシルバータイプと復刻版を使用してきましたが、別物でした。
もちろん、プラグインとは別物です。

なにが、違うかというと、激しくかけても音痩せが全くしない、歪まない!!
現場の需要でよくある、「 VOに、もっと激しくコンプかけて、ぐっと前にだしてよ!」
なんてディレクターに言われても、これなら平気です。
シルバーとかだとすぐ歪みますしね。復刻版みたいにコンプあたって痩せる感じもしない。

 ROCK やウィスパーボイスなどのコンプ激しくかけたいシーンで活躍しそうです。
 BASS とかにも低音がしまった良い感じでした。

色々な現場に持ち歩く武器の一つですね。

23 12月 2010

Pro Tools HD9

Pro Tools HD9 を使い出して約3週間近くになりました。


音は 8とは違うのは他のエンジニアの方も言われている通りだと思う。
良い意味でまとまりやすく。少しパンチが出たような。
次第に音の傾向にも慣れてきました。

でも気になるのはプラグインをインサートしてすぐにレインボーマークが出る回数が増えたのが精神的によろしくないかと。
この辺はプラグインのバージョンアップとの兼ね合いになるのかな。
インテル専用になっているので、今後は開発スピードは飛躍的に速くなり、解決されるでしょう。

HDユーザー的にはあんまりメリットは無いアップグレードですが、トラックの作成、アサインが改善されたので、作業スピードは速くなり嬉しい。
逆に言えば、他にメリットはあんまりないかな。

あと以前はアップグレードするとライセンスは2つ供給されていたのが、今回から一つ。
なんで保険がほしければあと1つアップグレードしないといけないのは痛い。
もう少しHDユーザーにも恩恵が欲しいな。 

16 12月 2010

Digi Delivery 導入

今年の購入リストに入っていた商品を年の瀬になんとか購入。
Pro Toolsのデジデザインが販売しているサーバーシステム。
お値段は50万強でした。(涙)まあスタジオ設立時に導入予定でしたので、やっとな気分です。

メリットは

ファイルの転送速度の向上 (かなり嬉しい!)
セキュリティーとデータ管理の向上

くらいですが、現状の抱えてる仕事のスタンスからどうしても欲しいアイテムでした。睡眠時間はお互い少しでも確保したいですしね。



デメリットはかなりファンノイズがうるさいので、うちのようにマシーンルームが別室に無い環境だと厳しい。あとある程度のサーバーの知識は必要です。


これでクライアント様に不便をかけずに大容量のやり取りが可能です。
デジ意外に何でもやり取り可能ですよ。スタインバーグでも。ヌエンド大歓迎!
バンバンファイルを送ってくだい。ミックスやマスタリングします。
GB数の制限もほぼなしです。1Gbあたり1分半です。弊社の環境だと。
素敵です。独自の圧縮が効いてます。

取り合えず、お得意先はアカウントを作りました。

11 12月 2010

歌録音最終日

先日からの斎藤慶一ミニアルバム制作の歌録音最終日。

今日からまたAltphonic Tokyo Studio

今回はロックぽく、ザラザラとした感じに仕上げたいので、コンプをかなり深くかけて、録音。

そんな時は、このコンプをよく使います。

Urei 1178








もう、かなり針は振って録音していますが、アタックとリリースタイムで音を作れるので、問題ないです。1176とは違うリリースの感じが役立つ時も多々あります。
1176もあるので、その辺は使い分け。


無事終了して、ギターの勝木さん、斎藤慶一さんと記念撮影。





ちなみに勝木さんは、以前、僕がやっていたラジオ番組で紹介したことのあるリョータ・ニーソの方とこの時知りました。

08 12月 2010

リハスタ録音

今日は何年かぶりに、リハスタでバンド録音。
ノアの初台店です。




持ち込んだのは、発売されたばかりのPro Tools9

MacBookPro の電源アダプタをスタジオに忘れてくるという失墜をして、取りに帰ったり、ドタバタとしてしまい、申し訳なかったです。

音自体はキチンと良い音で録音されており、経費を考えるとリハスタ録音も場合により、使えますね。
色々と用意されて、一昔前とはずいぶん便利になりました。
色々、リハスタなんで、普段のレコスタと違い最初は戸惑いますが。


無事終了して。
記念撮影。





ドラムの工藤さん、ボーカルギターの斎藤さん、ベースの小山さん