05 9月 2016

FUTURERETRO swynx などシンクボックスを比べてみました。

最近、色々と発売されてきた、外部同期しているグルーブマシーンをシャッフルできる
シンクボックス。
気になる2台を使ってみました。
 ROLANDの AIRAを入れて3台程、市場にありますね。
 ROLAND TR808や303等DYN SYNCの機材でハネを出せるのが導入のきっかけ

1台目はFUTURERETROの SWYNX
これは安くて直感的に操作できるのが良い。
 8のシャッフル、16のシャッフルとか細かく選べます。
これは他の機種にない特徴。

またダイヤルを回し加減できまるというフィジカルさ。

シンク信号が来ないと電源が入っているのか分からないのが難点。
曲が走り出すと1つだけあるLEDが光ります。
あと1つしか出力は無い。
ただ、当方の環境ではDAWとのシンクでは曲の頭からの再生しかシンクしない、
曲の途中からだと動かない、これは痛すぎる。

他に無い特徴として CR-78をコントロールできる。
この点は実機のCR-78が手元にないので未確認。

FUTURERETRO swynx

次は E-RMのMULTI CLOCK!

 E-RM MULTI CLOCK

これはお値段も3機種のなかでも高い。

まず出力も4系統あり、それぞれに異なるはね具合を設定可能。
タイミングも前後に移動可能。

クロック同期に対するタイミングの正確さに命をかけてりるような製品。

 DAWとの同期にはメーカーが用意した WAVファイルとプラグイン(AAX版まである)
を使用するという拘りよう。
流石、別にテンポクロックだけの機械をだしているだけあります。

ただ、私の  AVID Pro Tools HDX と Sync IOの組みあわせではエラーとなり
上手く同期できませんでした。他の DAWだと上手くいくので相性かととも思います。
なので今回は導入は見送り、最終SWYNXのみ導入となりました。

この辺りの機材、 DAWの環境に古い 808や 303等のシャッフル機能のない機材を導入するなら便利です。

早速、新曲のアレンジで使用しています。

追伸;
DAWとのシンクがMTC では無く、ビートクロックというさらに一世代前のMID規格を元に動作するので、精度は低く使いにくいと思います。長い尺だと少しのズレもどんどん進むので。




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