スタジオ用のヘッドフォン選び
ベルリンのスタジオも稼働し、ミックスやらマスタリングを行っていますが、いまだ、部屋の音響は試行錯誤している。慣れもあるし、この辺りは調整でどんどん良くなるのだけど、それまでの間はヘッドフォンの比重も高くなる。
で東京から使っていたものと、あらたに新調してみた。
というものの日本から使っているものを、よりリニューアルする形が一番安全かと思い
その方向で選ぶ。
過去のブログでも紹介した一つはゼンハイザーのHD600の改造モデル、これは依然と変わらないけどヘッドフォンアンプはTASCAMのDSD レコーダーDA-3000 のアウトを使い、最終段階での確認用に。
このアウトはクライアントの持参のヘッドフォンも接続したりもするのでアンプとしても活用してます。
そしてやはり安心感でSONY CD-900ST。
でもこのヘッドフォンは日本では凄くポピュラーで長年愛用していますが、ここベルリンでは入手出来ない、(7506なら可能ですが)当然、保守パーツが次の日に手元になんてありえない。
なので日本から諸々買い込んで来ました。それでも痛みやすいイヤーパッドは心配なので
YAXIのマイクロファイバーモデルに交換しました。
これは凄く良いです。初めて使いましたが、ドライバーのクロスが薄くなり、厚みも出たのでローの音量とハイがクリアになりました。またパッド自体の耐久性も上がりそう。
お値段は若干高めだけど。
さらに定番の4芯のケーブルに交換によるグラウンド信号の改善も行いました。
半田付けの仕方も工夫したので、定位が凄く明確になりました。
なのでミキサーの音質やノイズなどの確認用の回線に繫ぎました。
昇格したので、使用頻度も上がるかも
ちなみに録音の際に使用しているキューボックスはコニシス製なんで、 SONYに合わしているだろうからMDR7506にしています。これはベルリンでも購入できますし。
最後にビクター JVC HA-MX100-Z
これは春に出た新作で、発売前から予約して購入しました、やっと聴く時間が持てました。
前作のHA-MX10 はお気に入りでしたので、期待して聴きました。
ハイレゾ音源に対応するレンジの拡大と更なるビクタースタジオのモニター環境の音へという感じでしょうか。
業務用なのに、標準フォンでないところが嫌なので同じメッキの標準タイプに交換しました、音が変わらないように。
確かに解像度と音場表現能力は上がっています。。グランドも左右バラバラで取っています。
ただ、低音の感じはもう少しバランス的に欲しいかも。
前作のMX10とはバランスが変わってしまいしたね、別物の高解像度ヘッドフォンという感じです。
低音の量感が気になるのでイヤーパッドを交換しようかな。とは思います。
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