27 10月 2012

Z-AMP BARAKE-LITE

Z-AMP BARAKE-LITE というスピーカーのアッテネーターを導入しました。

ビンテージのFENDER Deluxe Reverb用に使用しています。


4段階で音量の減退量を選べます。
聞き比べた結果、2のツマミで−5 db程下げた状態で使用することにしました。

この製品、かなり小型ですのでアンプ裏のスペースに取り付けた状態で固定できます。

音の方はこの手の製品の中では劣化や変化は少なく好印象です。
流石に4の位置だと高域の落ちが気になりましたが。

この手の製品のメリットはアンプの音量を下げれるので歪みが欲しいレベルまでボリュームを上げても部屋の反射の影響を受けないで録音が可能。
あと音量が下がるので、ノイズレベルも下がり、必然的にSNがあがります。

クリーントーンで使う FENDER系アンプには嬉しい、あと録音された音の張りも損なわれておらず良い感じです。
思うに、造りがシンプルなモノほど劣化は少なく感じますね。


23 10月 2012

SONY MDR-900ST改造

SONY MDR-900STを改造いたしました。

改造点はプラグをノイトリックの金メッキに。
そしてケーブルを3芯タイプから4芯タイプのものに変更。
これにより L,Rchともにグラウンドを分けられるので、位相が良くなりました。
高域、低域の聴こえ方、定位が見えやすくなりました。
ケーブルが太くなるので、ハウジングに通すのに大分苦労しましたが、
費用対効果は大きい改造でした。
写真でみても大分、太くなりましたね。

 卓のPFL確認用のヘッドフォンアンプが  NVIGATAR のMDR-900用のものなんで、この組み合わせは固定かな。




↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい。

22 10月 2012

脳内麻薬ズリズム録音

本日から脳内麻薬ズさんのリズム録音。

ギター&ボーカルは仮録音なのでコントロールルーム側で録音。


曲は激しいが声は儚げな味わいある世界観の3ピースのロックバンドです。
ベース&ドラムはブースで同時に録音。

ギターは API512C, BASSは NEVE,ドラムの皮ものは AMEK,金物はSSL,TOPは RED8という感じです。


面白いのは歌とベースとギターのパートが曲により入れ替わる所。




↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい。

21 10月 2012

CMソング録音

今日はホームページで使うCMソングの録音でした。

演奏はアコースティックユニットの「音夢食堂」さんです。
洋楽ぽい声や楽曲も良く、限られた時間の中で順調に進みました。


写真は一人ですが、普段の演奏時となるだけ同じように、歌いやすいように
二人同時に録音しています。



トラックもシンプル

製作時間は2時間という短い時間でしたが、仕上がりにご満足いただけたようです。
公開が楽しみです。




↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい。

20 10月 2012

ネット回線速度増強

スタジオのネット回線を増強いたしました。
回線速度がかなり速くなりました。
1Gbクラスに変更。


これでサーバーもさらに便利になり、ご利用の皆様のストレスもさらに減るのではないでしょうか。もちろんスタジオのレコーディング風景の USTREAM配信などでもご利用いただけます。

ちなみにサーバーは  Digidesign (AVID)の Pro Tools用サーバー。
 DigiDeliveryをご用意しています。(おそらく関西ではうちぐらいでしょう。)
これだと、一般的なデータサーバーよりかなり高速にデータをダウンロードいただけます。 ProToolsのセッションデータも劣化なく、独自専用アルゴリズムで圧縮されて送れますので。


ちなみに クライアントソフトは下記アドレスからダウンロードできます。
  OS X LION版もまとめています。




↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい。

19 10月 2012

Ludwing LM404 アクロライト

またまた、スネアを追加いたしました。
Ludwing LM404 です。
非常に定番の銘記です。
最近、この70年代使用のものが期間限定で復刻されましたが、こちらは80年製のビンテージ。わりと綺麗なオリジナルパーツ揃いでした。スナッピーも当時のプラスチックのプレートのモノが付いていました。バッジは80年代ですが、本体は70年代ぽくもあります。


アルミのシェルから生み出されるそのサウンドは柔らかいけど、明るく抜けもあり、
歯切れ良く、でもどこか垢抜けないビンテージ感のあるサウンドです。
スネア自体が軽いですので、大きな音量は苦手です。あくまで、音質重視な現場で使う予定。

同じラディックの LM-400の70年製も所有していますが、どちらも軽めのフープなので、
その点ではサウンドは似ていますが、実際はかなり違います。400はアルミの上からコーティングされているので、コーティングにより重さも、硬度も大分違うため音量も絞まりや芯もあります。たかが、コーティングの有無でもかなりサウンドは変わります。
もちろん、ラグの数が8個と10個の違いもありますが。

この LM404には思い出があって、昔、自分のユニットのレコーディングの際に、
ドラマーの方の持参して頂いた大量のスネアの中にあって、その柔らかい音色が凄く気に入って、スネア1つでこんなに楽曲に影響するんだなと思いました。とくに歌の聴こえ方
が帯域的にも影響を受け、変わります。邪魔をしないで、アンサンブルに溶け込む感じです。

スタジオの備品としては ラディックのメタルスネアは LM-400がオールラウンド、 LM-302が激しい曲の時、で今回の LM-404が歌モノのミディアム系などで活躍しそうなんで、それぞれチューニングしています。



↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい。

11 10月 2012

凡常シンデレラの汁気のあるお願い


↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい。
大阪、東京の両方のスタジオでボーカル録音をさせていただきました。
「高槻かなこ」さんのデビューシングルがビクターよりリリースされました。


「凡常シンデレラの汁気のあるお願い」

タイトル曲は「家の裏でマンボウが死んでるP」のタカハシ ヨウ書き下ろしの超センチメンタルな胸キュンソング。最初、レコーディングの際に、歌詞を見た際は、インパクトのある内容にホントに18歳の女の子のデビュー曲と思いました。
最近はニコ動系の方々の作品に関わる事がホント多くなりました。

高槻かなこさんは歌ののみ込みの早い方で、現場のディレクターのディレクションでどんどん、良く変わっていくのを覚えています。ですので、手際よく録音自体は終了していました。

声は驚愕の昭和アイドル声! 
雰囲気のある声で歌唱力もあるので往年のアイドル歌謡曲のような感じに曲が仕上がります。
でもサウンド的には 2012年らしく、新しい。

エンジニア的にはマイクをBRAUNER  VM1を全曲で使用しました。あえて 歌録音の定番のNEUMANN U67では外しました。それだとホント往年の歌謡曲に落ち着きそうだったので。オケも当時のものよりレンジも広く、高域も立っているので、それらに負けず声が抜けて、かつ太さや暖かみを感じるローの成分も綺麗に収録したかったので。マイクプリは声の調子や曲でその分、色々な機種を使い分けました。 TUBETECや NEVEやFORCUSRITEだったと思います。

デビュー前から関わっていましたので、メジャーデビューは本当に嬉しい。
多くに人に聴いてもらえたらと思います。






03 10月 2012

CUE BOXアップグレード

↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい。
スタジオの キューボックスを買い換えました。
新しく CONISIS COM1805に FURMANから変更。価格は10倍。

音質はよりクリアになり、SNも上がった感じです。

入力が増えたので、ドラム録音などに良さそう。
ヘッドフォンの出力も余裕あるし
また、方チャンのみのモニタリングも簡単になりました。
これ弦ダビングや歌録音には便利。

スタジオの生命線のCUE BOXのアップグレードは演奏クオリティーに直結するので
大事です。
ボーカル録音にはバランスだけでなく、音質も凄く重要。マイクの違いやコンプの当て具合もボーカリストがわかりやすい。
またこれで既存のシステムと合わせると別回線が組めるので、生音が大きく、モニターバランスや音量が他と違い特殊なドラムにはほんと助かる。