24 11月 2011

SENNHEISER HD414



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SENNHEISER HD414 ヘッドフォン。

元祖オープンイアーなヘッドフォン。発売は1967(1968)年。
手元に有るのは2001年、五百台限定で復刻発売されたものの1台です。
これはもうデザイン重視で購入。あと耳に優しい事。
疲れないですよ。

YMOやテイトウワなどの写真で見て欲しいと思い当時購入した思い出の品。

写真のイヤーパッドが現在でも販売されているのが、素晴らしい!
他のメーカーも見習って欲しい。
だってもう44年前の商品の消耗パーツがいまだ入るのですよ!
流石のドイツ製。

ちなみに音は良い意味でナローですが、中域の再現性は素晴らしいので、今の AACや MP3のファイルが気持ち良く聴けます。特にボーカルの質感は素晴らしい。意外にカラーリングも少ない。 オープンイヤータイプなんで、当然、音はダダ漏れですので、録音には不向きです。

自宅で気持ち良く聴くには良いですよ。

23 11月 2011

カレンの演歌がいっぱい3



↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい現役高校生 演歌歌手 カレンさんのアルバムが本日発売になりました。
「カレンの演歌がいっぱい3」

つんく♂さんの事務所の方でつんく♂さんとのデュエット曲「いつでも夢を」も収録されています。
今回、全曲のボーカル録音をお手伝いさせていただきました。

凄く、歌の上手い方で、録音はほぼ半日、テイクも多くても3か4テイクで終わりました。
凄く、勘の良い方という印象でした。
カバーアルバムですが、カレンさんの歌の表現で良い方向に変わったアルバムだと思います。

22 11月 2011

FINAL CUT



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今日は久しぶりにこのソフトの勉強。

久しぶりに触ると AVID Media Composerと違う部分とか忘れそうになってますね。
最新の Xは色々使い易いのですが、互換性のこともあるので導入していませんでした。
最近、便利なフォーマットのコンバーターソフトの開発サポートが終わりフリーになったので、機会があれば試したいです。

ソフト自体は参考書も多かったので最初はこちらから始めたので慣れているのは FinalCutですが、 ProToolsとの同期のやりやすさから最近は AVIDの方が多かったです。

高かったコンバーターもフリーなんでこれで 制作を色々なソフトで制作して
最終 AVID MediaComposerや OMFというのも良さそうさなワークフローかな。

20 11月 2011

IROTTO+ 歌録音



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最近、歌録音のネタ続きですが、今日も歌録音。

先日、リズム録音を終えたIROTTO+の歌録音の続きです。
洋楽テイストの色が強い、良い感じの楽曲のバンドです。


今回、他のスタジオで録音された曲を音質的な問題から録音しなおしている為、こちらも気合いが入ります。
ボーカルのの芯やせっかくの良い声質をいかしたいので、マイクやマイクプリ、コンプなどの信号系は吟味しました。 結果  ノイマン U-67 〜  NEVE1073〜UREI1176 BLACKと
極太かつガッツのある組み合わせ。ロックなボーカルな定番な超高級なビンテージ機材の組み合わせです。もちろん曲との組み合わせも完璧。1本のマイクでも捕らえた音に前後感や上下のレンジが出るのが不思議です。曲によりソフトにしたい場合はマイクプリのみフォーカスライトに交換しました。

明日からトラックダウンです。

18 11月 2011

歌録音2


↑良かったらLIKEやプラスボタンをクリックして下さい本日はLittle Worldさんの歌録音。
今月は歌録音が多い。(クライアント系は一切ブログに載せないので、実際はかなりの数を今月は録音しています。)



個人的にキリンジやスキマスイッチを連想させるサウンドでした。
ギターとのユニットなんですが、音のこだわりも良い感じです。
ギターの方はスタジオ近くのOSMの出身の方です。どうりで、音が良い。

暖かみと音の芯を出したいのでボーカルは
 U-67〜 Tubetechのマイクプリ〜 AVID HD/IOという流れです。
これがばっちりオケとはまりました。

仕上がりが楽しみです。

このサウンドがインディーパックの 4500円/Hならかなりお得な録音だと個人的には思います。約2時間で録音終了。

15 11月 2011

歌録音


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エリナさんのアルバムの歌録をしています。
プリプロからお手伝いしているアーティストさんです。
毎回、東京から大阪のスタジオに来ていただいているので、こちらも気合いが入ります。


高域に特徴のある声のボーカリストさんです。
今回、なぜか前回と同じセッティングだと歌が堅く聞こえたので、コンプを変えてみました。
以前が Tubetech CL1Bで今回が UREI 1176 Black。これは最近の復刻ではなく、ビンテージのオールドの本物。関西では置いているスタジオは珍しいと思います。
これでだいぶ和らぎました。オケが J-POP系の分厚い中で声の存在感をどう立てるかが
エンジニアの腕の見せ所でもあります。バランス良く、表現豊かに聞こえないとね。
ダイナミックレンジの広い歌い手さんですので、そこも活かさないとね。

マイクは高域の伸びが欲しいので VM1。これも最近お気に入りの高級チューブマイク。


録音は無事、目標数が済んで一安心。まだまだ録音は続きます。

13 11月 2011

マスタリング終了


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スロウさんのマスタリングを行いました。

TDしたスタジオのモニター環境のせいなのか、低域のバランスが崩れていた為、その調整と高域の艶が足りないのを補正。音に芯を出す。各楽器の聞こえ方を明瞭するなどの調整です。
まず、音源を DSDにアップサンプリング後、マスタリング用に改造されたアナログ EQで補正。
この段階で上記の目標はほぼ達成。細かい調整はデジタルで行うため、プラグインで処理していきます。
今回は実は秘密兵器を導入。後日ブログにアップしますが、これが非常にアナログハーフのテープみたいにピーク処理してくれます。

今回のマスタリング処理にかなりご満足いただけたようです。
皆さん、マスタリングでココまで音源を進化させれることに驚かれていました。

これらは当スタジオの売りである正確なモニター環境&電源環境&高品位なクロックだからできる技ですので。

最後に DDPマスターを手に。

11 11月 2011

ナレーション録音



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本日はナレーションの録音。
最近はナレーションの録音のお仕事も色々とさせていただいいます。
今回は企業の解説アプリの収録

今回は若い声のナレーションが急遽、必要になり、探しました。

で僕が教えている専門学校の生徒さんを急遽ブッキング。



岡井さんと寺杣さんのお二人、初仕事で緊張気味でしたが、普段の練習が役立ったみたい。




何とか無事に録音できました、彼女たちにとっても良い経験になったと思います。

10 11月 2011

結婚式のサプライズ



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先日は、結婚式のサプライズ用の歌の録音という普段とは違う変わった案件のお仕事をしました。

ミスチルの歌を総勢30名で歌いたいという内容でした。
カラオケも無いみたいなので、こちらで簡単に MIDIで打ち込んで作成。

そして歌の録音。


男性陣8名ほどが同じブースで歌います。


そのあと女性10名で歌います。

おそらく、過去最大の人数だと思います。うちのブースのサイズでは。
なかなか賑やかな録音になりました。
色々、懐が広いので、大概対応できますので、お気軽にご相談ください。

公開されているその動画です。

09 11月 2011

Manley Stereo Variable Mu Limiter Compressor 導入



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MANLEY Stereo Variable Mu Limiter Compressor を導入いたしました。
欲しかったチューブコンプです。
真空管方式特有の粘りと甘さが魅力です!!


マスタリングスタジオの定番機材、数々の名盤で使われています。
(実は昔、初めてアルバムをリリースした時のマスタリングスタジオでも使用していました。)

チューブコンプでも大概はオプティカル方式です。こいつのようなオール真空管方式の機材は珍しい。
有名なビンテージコンプ、フェアチャイルドの670などと同じ。
そのため、アタックタイムやリリースタイムが遅いのでかけた音のアタックがはっきり出てきて、ローがゴムまりのような締まっていてかつ弾力ある太い低域にかつチューブ特有の倍音も付加されて高域も伸びてます。
ただ、真空管方式特有のばらつきもあるため、毎回調整は必要ですが、その手間も惜しまない音の良さがあります。
(ある意味クリック式のつまみでない方が便利かも)

使ってみて、インプットの突っ込み具合が使いこなしの肝。
コンプレッションが増えるにつれレシオも上がる独特の方法、これが名前の由来ですね。

これから、ドラムなどのリズムセクションのミックスバスやクラブ系なサウンドのマスターなどに積極的に活用していくと思います。