24 3月 2010

DBX 160




今日はスタジオにある DBX 160の聴き比べやら、メンテなど。

スタジオには複数の DBX 160があります。

古い  DBX 160  (最初期のもの)写真最上部

70年代のコンプで、これが一番音が太いです。トランスの為でしょうか。
ドラム録音の際には必ず使っています。
特にバスドラの中に突っ込んだマイクのトラックには一番好きです。



で写真の上下にあるのがその次に発売された  DBX 160 X
です。これも好きなコンプで90年代~2000年の HIP HOP などでは
定番のコンプです。あの質感のドラムになりますね。
ハウス系などにも良いです。
日本の HIP HOP で有名なエンジニアの D.O.I . さんのスタジオにも数台、積まれてました。

これも日本製とUSA製とがあります。日本で良く見かけるのはやはり日本製ですが
 USA製とは音が違いますね。 USA製の方が、はるかに音の重心が低いです。
動作電圧も違うので当たり前ですね。ちなみに中を分解すると、 Jensenのトランスもつけられます。

 X の後に出たのが dbx 160 XT です。スタジオにも2台有ったのですが、今回1台はスペースの関係でラックから、外しました。USA 製の方は、TR-909 等のスネアやクラップなんかに良く使用しています。
 Xと XT は見た目は同じですが、リリースやアタックタイムが違うのかと思うくらい音が違います。この辺りまでが使えるコンプで現行のAになると,ぐっと軽い音になってしまします。

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