23 9月 2016

Native Sessionsに行ってきました。

Native Instruments の新製品発表イベントともいえるNative Sessions に参加してきました。
MASCHINE JAMとFORMの2製品についてのイベントです!



日本で渋谷のレッドブルでのイベントに参加したことはありますが、勿論、本国でのイベントを体験するのは始めてです。

年齢層は日本より高めで、制作経験も長そうな方ばかりで真剣に聴いて、盛り上がっていました。


アーカイブもあるので内容自体はネットで見られますが、会場に参加すると
開発者もユーザーもNI社の製品に情熱があり、ある意味Appleの発表イベント的な
ノリを感じます。

特に開発者のお話を直接聞けるのは、本国ならではですね。私もイベントの合間に直接製品について話が出来て勉強になりました。

MASCHINE STUDIOやKOMPLETEなど同社の製品は長く愛用しているので、今回の新しい商品も非常に気になっておりました。

先ずはMASCHINE JAM  


LIVEに関してはユーザーインターフェースにとことん拘った商品で、長く、コンピューターにおける制作のインターフェースの変化の推移を説明していました。
懐かしいATARI  PC の画面や最近のAbleton Live等の競合するメーカーの画面も出していたので少し驚く。後発な分よく研究されているのでしょう。
これは同社のキーボードのピッチやモジュレーションのコントロールで既に使用されているフェーダーを8本つけたことが大きい、通常のフェーダーと違いジャンプできるのでトリッキーな事も出来ますし、あと様々なモードでパッドを使えて、従来のTRやMPC等の入力方式から脱却して、偶発的なフレーズも色々と作れそう。
パフォーマンス的なインターフェースを使ってて良くある、盛り上がり過ぎて、以前の状態に戻したい場合もスナップショット機能で直ぐに戻れる。
そして、日本円で4万円くらいと安い。Ableton Live的な使い方も勿論できるが、それ以上の可能性を感じた。
ホストも使い慣れたMASCHINEなんで直ぐに楽しめそうである。

あとは本当はこちらが目当てで来た、ソフトシンセ FORM


これは使いこなしが難しそうだが、かなり昔から欲しかった機能のシンセです。
古くからあるグラニューシンセに機能をさらに高性能で簡単操作にした、という感じです。
一つのピアノ和音の音から倍音や基音のみをかえてモジュレーションでリズムパターンにできたりする。

聴いた感じ倍音中心でボディのある音を作るのは難しいのかなと思っていたが、細部まで触れるので、元のサンプル選びに時間をかければ、クリアできるのでは思った。
Emilie Simonとか、昔、良く聴いていたので、あの様な複雑なテキスチャーを 作るのも簡単に出来そうな感じです。
使いこなせば、新たなジャンルのエレクトロ・ミュージックが出来そう。アコギとか絡めりとか想像は膨らむ。

最後に
早い時間に開場に着いたからか、お土産にトートバックとTシャツを貰えてご機嫌でした。














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