09 7月 2011

テレキャス導入





フェンダーのテレキャスターを新たに入手いたしました。
(既に改造した後の写真です)

ストラトやレスポール、 335等は今までもスタジオに置いていたのですが、メイプルネックの明るく、パキッとした音がバリエーションとして欲しかったんですよね。

これはオールドではなく、2011年のギターなんですが、フェンダー社60周年モデルの限定品。国内は80本位しか輸入されてないみたいです。
3軒、楽器屋をはしごして一番気に入ったものを選びました。結構、現行品でも個体差ありますね。このグレードできちんと薄いラッカー塗装なのが気に入りました。鳴りも良かったです。

仕様は使い易いように現行のアメスタのようになっていたり、音は王道のテレキャスターのようになっていたので良いかな。
テレのあのオクターブのピッチの合わないブリッジはシンセサウンドの中では嫌だったんで。ネックもオールドタイプと違い調整しやすい形なんで、メンテは楽そう。
新品なんで、ネックも動くだろうし。

買った状態のサウンドはかなりのじゃじゃ馬サウンド!
もうパキパキでした。これはこれでパンクぽく好きなんですが、もう少し大人にしたかったので、早速、改造開始。


まずコンデンサーをこんなオールドモデルに交換。
鑞付けされたオイルコンデンサー。自宅に眠っていたもの、
確か5千円くらいで購入した。




本体がえらく軽いと思って気に入っていたのですが、ピックガードを外してびっくり!
無茶苦茶、ざくってあるじゃないですか。フロントがハムバッカーに変更できるばかりか、センターピックアップ用まである!どうりで軽いはず。(笑)
今年は色々アニバーサリーのテレが発売されるから、事前準備なんでしょうか。
どこまでも合理主義なフェンダー社ですね。でもきちんと導電処理がされていてノイズは少ない。フロントはザクリの深さが足りなく、ギブソンタイプのハムバッカーに変更は出来ない。残念。


配線材はなんと40年代の WE社の単線の古いケーブルに交換。どこかの倉庫に眠っていた NOS仕様。これをより合わせて使用。もろいので半田付けには苦労した。

他にもポットやジャック、スイッチなどは上のグレードの物に交換。トーンポットのみ、フルボリュームでトーンキャンセルできる良い物だったのでそのまま。

ピックアップもダンカンに交換、フロントはハムバックタイプにしたかったのでホットレイルタイプに。

組み上げて、音を出すとかなり、好みのサウンドになりました。エレキは電気関係を変えるとかなりサウンドが変わりますね。明るい、まさにフェンダーサウンドという感じ。
リアピックアップはハリのあるパキパキとしたテレキャスサウンドですが、フロントピックアップでは甘めの音も出せます。このスピード の速い音はかなり好みです。
配線、コンデンサーの交換により重心が下がり、音に芯が出てきました。これなら録音でも使えそうです。
これから、弾き込めば、さらに変わりそうです。

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