Antelope OCXの音
昨日、導入した Antelope OCX単体での音を聴いてみました。今まで使用していた Digidesign 社のSync IO とははっきり違いがでました。
全体として、クリアになる印象。ものによっては高域がかなり出た感じです。
この機種を基準に音作りを行う必要があるように感じました。
(バランスを含めて、全体の印象が、かなりかわるかな)
この機材単体でも並ならぬ高精度のクロックなのが分かります。
この機材のクリスタルオシレーターは、軍事や衛星放送に普段から使われるように、温度制御オーブンに収容されています。そのおかげで、オシレーターが不変温度で保たれ、同類の商品と比較して100 倍も安定しているそうです。
電源ケーブルはオヤイデの最上位のものを使ってみました。
素材は 16 bit 44.1k などのサンプリング周波数のものが分かり易かったです。
早くルビジウムクロックを入れて、また聴いてみたいです。
左の端子にルビジウムアトミッククロックを入れると、今までの標準的な水晶のクロックの10万倍の精度になります。
マスタークロックはデジタルスタジオの中心であり、安定性の維持と音声の精密さの為には欠かせないものです。
ほんとに、音は随分変わります。良い電源環境と良いモニタースピーカー環境、そして高精度のクロックが今の Pro Toolsスタジオには不可欠に感じております。
取りあえず、この3つに関してはこれで、お客様の満足のいくレベルに到達できたと思います。
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