ラブリースヌーピーラブ mix
先日はラブリースヌーピーラブのミニアルバムのミックス&マスタリングをしました。収録予定曲をざっと聴いたところ、バランス的にローの処理に問題を感じ、それに伴いミッドローやハイの処理を行なう必要を感じました。
予算の関係もあるので、2曲はミックスから残りは2ミックスの状態からの作業にすることをメンバーと打ち合わせ作業開始。
マスタリングに関しては
キックがベースの音量のわりに小さい曲は EQで分離させた後にコンプで持ち上げたり。
これでリズムの聞こえ方が落ち着くので、楽曲がまとまり、安心して耳が歌詞にいく。
後は声の抜けと歌詞の聞こえ方の部分やらを丁寧に処理した後に、メンバーの希望によりアナログ的な温もりを足していきました。
ミックスに関しては
元のデータがLOGICファイルでしたので、まずは各トラックを確認しながら書き出し作業。
素材は練習スタジオで録音されたものでしたので、キックとスネアのトラックに関しては手持ちのサンプル音源と差し替えてミックス。
曲のテンポのわりに録音されたドラムの音の長さが短いのが気になり修正
これでグルーブに安定感と疾走感も加わりました。
ミック自体は NEVEのアナログミキサーも併用。音の分離を良い方向でにじませます。
また元の音源の歪んでる部分も丸くなり聞きやすくなりました。
ミックスバスには2台のアナログコンプを挟みました。1台目のアバロンでコンプの引っかかりを調整して2台目のコンプで音のまとまりやら押し出しを演出しています。
EQも優秀ですね。
通すだけ、音が高級な雰囲気に
流石にミックスまで戻る、こちらの方が細かいところまで追い込めます。特にボーカルやリズムが追い込めると曲の仕上がりに大きく影響します。
最終の仕上がりにもご満足いただけたようで何よりです。
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