08 9月 2011

AVID HDアップグレード




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スタジオの根幹な機材、レコーダーの AD/DAコンバーターをアップグレードいたしました。
AVID HD/IO。 AVID( Digidesign) の新しいオーディオインターフェィス。







AVID HD I/O 16In 16out
ちなみに 16in 16out仕様です。

面構えからもいい音しそうですね。スタジオの根幹となるレコーダー機器ですので、今回のアップグレードは録音される音やモニターの音、全てに影響します。

 JARECのセミナーで厳密な聴き比べなどはしていました。自分のスタジオで音を聴いた感想は「これは、かなり良い!!」
テンションがかなり上がりました。

まず、ほんと色づけがない、透明な音です。
音のレンジや奥行きがわかりやすい。位相やSNもかなり改善されています。
特に高域の伸びはこの価格帯の音ではないですね。(50万円以上していますが)
もう、プリズムも買わなくて、これで良い。

あと音が良く見える=判断が速くなる=スタジオ代も安く収まる
ということにもなるのではないでしょうか。

既存のスタジオ標準の 旧機種 192 I/O と比べると 時代の流れを感じます。
古い 192 I/Oは自宅やスタジオでもデジタルIOとして今後も使い続けます。
あと、 192は DAのざらついた質感がまた良いので、クラブぽいサウンドを作りたい時に NEVEのミキサーと組み合わせます。アナログインプットはもう使わないでしょうね。ハイが変わりすぎる。
僕らは今まで、こんなに音が変わる機材でやりくりしていたんだね。

あと、特筆すべきは AD/DAの際のレイテンシーの無さ!
演奏した自分の音がヘッドフォンから返ってくるスピードが違う。
特にギターやベースなんかのアタックの速い音では顕著に解ります。
歌でも解りますよ。
演奏がかなりしやすいです。

ちなみに下の画面が実験してみた結果。
クリックの音を録音してみました。
意外にも 先日導入したROSETTA 800のレイテンシーが無い!これは意外な発見。
このコンバータはシルキーで音が太め、低音に膨らみがあり、すこしアタックがある感じなんで良い感じにバンド録音で、クリアーで抜けて来る音質の HD I/Oと使い分けして同居できますね。
 Lavry 4496に関しては2MIXで、マスタリング用途には使いつづけるでしょう。これの負荷機能のアナログサチュレーション機能が好きなんで。ミッドローの厚みある音はこれの特徴



測定方法はクリックを内部バスで録音(もちろん 、これはレーテンシーは無い)
でそのトラックを HD I/Oで DAして各 ADで録音しました。
サンプルレートは 48kです。
各波形の頭も微妙に変わっていますね。

 HD  I/O 68サンプル, ROSETTA 800  68サンプル,  LAVRY 4496 115サンプル , 192 I/O  119サンプルとなりました。

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